伝染歌

エリカ 日曜だっていうのに、何で女同士でホラー映画なんか見なきゃなんないのよ〜。
真理恵 日曜だから見るのよ! この「伝染歌」のモチーフとなった・・・「暗い日曜日」って歌・・・知ってるぅ〜?
エリカ ホラーっぽく言わなくていいから。聴いた人間が次々と自殺したっていう歌でしょ?
真理恵 そう・・・ハンガリーで生まれたこの歌を聴いて自殺者が続出。日本でもこの曲はカヴァーされてるんだって。
エリカ へ〜。「都市伝説」ってことでしょ? 信じるか信じないかはあなた次第ってやつ。でもこの話には真実味があるよね。
真理恵 そう・・・。この映画観て・・・死にたくなった?
エリカ 全然だよ! むしろ怒りに満ち溢れ、生きる活力が出たわ!
真理恵 なっなんで?
エリカ 散々怖そうに宣伝してたくせに、全く怖くなかった。
真理恵 そうかな、不気味な雰囲気あったじゃん。
エリカ しかもAKB48が映画初出演ってことで完全にアイドル映画になってたし。一曲丸々AKB48のライブ映像を見せられた時は帰ろうかと思った。
真理恵 そこは秋元康が企画・原作だからしょうがないんじゃない。
エリカ 周りのキャスト陣はそこそこ豪華なんだけどね。三流風俗雑誌「月刊MASACA」編集部員の長瀬陸は松田龍平、その先輩太一太一役は伊勢谷友介だったし。
真理恵 謎の超能力パフォーマー・ジェイク方丈は阿部寛、主人公・夏野あんず(大島優子)の伯母には木村佳乃だったしね。
エリカ この映画では主人公・夏野あんずの目の前で友人が不気味な歌を歌いながら自殺するところから始まって、歌うと死ぬという「都市伝説」を追っている長瀬陸たちと出会い、事件の真相に向かっていくんだけど、どんどんホラー映画から遠ざかってたし。
真理恵 ホラーというより「都市伝説映画」って感じでしょ。「都市伝説」が流行ってるから若い人たちが多かったよね。この「伝染歌」見て本当に自殺者が増えたりして・・・。
エリカ 絶対無いって! むしろAKB48オタクが増えるだけだって!
真理恵 「伝染歌」は実はAKB48の「宣伝歌」だった・・・ってオチですか。
エリカ まー、見るか見ないかはあなた次第です!
真理恵 ハローバイバイの関風に言うなー!



恋するマドリ

あすか 何か…、引越ししたくなっちゃったな〜。
ひろこ もしかして「恋するマドリ」見て、運命の出会いを期待してる…?
あすか う〜ん、今住んでるところもけっこう長いし、やっぱ刺激のある生活って必要でしょ!
ひろこ そう?
あすか だってユイ(新垣結衣)みたいに、引っ越したらすぐにタカシ(松田龍平)みたいなイケメンと出会うかもしれないじゃん。
ひろこ 松田龍平がイケメン? は〜…完全に映画の世界に引きずり込まれてる。あのね、この映画は、新垣結衣映画初主演作品で、エンディングテーマで歌手デビューもして、「バベル」で一躍有名になった菊地凛子と、松田優作の長男・龍平を引き立て役に使って恋愛作品を作ろうっていう狙いがバレバレのプロモーション映画じゃない。って何で私がこんなことまで言わなきゃいけないんだ…。
あすか 夢がないね〜。あんたもうちょっとロマンチックに生きたら?
ひろこ あすかに言われたくないよ。
あすか でも、主題歌はスネオヘアーのオリジナル曲だし、脇役にもピエール瀧とか、お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎や、モデルのマリエを使ったりしてて、けっこう話題性はあるんじゃない?
ひろこ まぁ、新垣結衣が大好きな人とかが見に行けばいいんじゃない? アイドル好きにはたまらない映画だよね。
あすか この映画って、タカシがアツコ(菊地凛子)のことを思ってて、それに気付いていながら何も出来ないユイの切ない女心とか、妙に美化し過ぎな感じだったけどね。
ひろこ タカシとユイがアツコのこと話してるシーンでさ、本当はもっと熱くならなきゃいけないのに、タカシが無表情でかっこつけ過ぎで、全然感情が伝わってこない。
あすか 実はこの映画で一番面白かったのって、新日本ていう団体に所属しているプロレスラーの中西学が演じてる引っ越し屋。ほかの引っ越しスタッフも新日本と全日本のレスラーたちらしいね。
ひろこ 確かにいいキャラクターしてた。あ、そういや部屋の家具や雑貨はぜんぶFrancfrancらしいね。
あすか 15周年記念作品として企画されたんでしょ。
ひろこ この映画見て、引越ししたくなって、家具はFrancfrancで…って筋書きですか。あすかまんまとはめられてるよ。
あすか 家具はIKEAで買うからご心配なく。